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“あるとき、結婚式の披露宴の席で、アルバイトのウエイターがあるご婦人の豪華な色留袖に赤ワインをかけてしまった。さっそく大阪に三軒しかないという、特殊な染み抜き専門のクリーニング屋に持ち込んだものの、赤ワイ…”

あるとき、結婚式の披露宴の席で、アルバイトのウエイターがあるご婦人の豪華な色留袖に赤ワインをかけてしまった。さっそく大阪に三軒しかないという、特殊な染み抜き専門のクリーニング屋に持ち込んだものの、赤ワインの赤は取ることはできなかった。名田さんはホテルを代表してお詫びに行ったが、何度行っても許してもらえなかった。

 八回目、お詫びにうかがったのは早朝の六時だった。旅行に行かれる前にお会いしたいと思ったのだ。しかし、その日も取り合ってもらえない。思わず名田さんは、打ち水してある玄関に土下座して謝った。

 それを見たご主人が思わず駆け寄り、抱き起こして、ご夫人に助言された。

「お前、もう機嫌を直したらどうか。名田さんがここまで誠心誠意を尽くしてお詫びされているんだから」

 その助言で奥様もようやく気を取り直し、また元のようにお付き合いされるようになったのだ。

『伝説のドアマン』と呼ばれる所以 (via reretlet) (via nopnop) (via petapeta, perm-orange) (via petapeta)

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